40代からの早朝覚醒の治し方
40代以降になると早朝覚醒で悩んでいる人が増えてくるようです。
早朝覚醒とは、朝早く目が覚めてしまい、一度目が覚めてしまうと眠れなくて不眠状態になってしまうことを言います。
もちろん、夜早く寝れば、朝起きる時間は当然早くなりますので、これは特に問題は無いのですが、そうでない場合、すなわち、夜遅く寝ているのに朝早く目が覚めてしまいますと睡眠不足となってしまいますよね。
睡眠不足になると、日中に眠気やだるさを感じたり、いらいらしたり、集中力がなくなったりと日常生活に支障をきたすことになります。
夜遅く寝ても朝早く目が覚めてしまうというタイプの早朝覚醒の場合、一番の原因は、ストレスであると言われています。
私たちが生きていく上で、様々なストレスにさらされますが、ストレスが多くなってくると様々な病気を引き起こすことになります。
早朝覚醒はうつ病の典型的な症状だといわれていますので、もしかしたらうつ病かもしれません。
もちろん、早朝覚醒だからといって必ずしもうつ病であるとは限りませんが、放っておくとうつ病に発展するおそれもありますので、早いうちに対処することが大切です。
そこで、早朝覚醒を治すためには、どうすればよいのでしょうか?
早朝覚醒の原因がストレスであるということを考えると、まずはストレスに強くなる必要がありますね。
では、ストレスに強くなるためにはどうすればよいのでしょうか?
人間がストレスを感じるとノルアドレナリンが分泌され、ストレスに対処するようなしくみになっていますので、ノルアドレナリン神経が正常にはたらいている間はストレスを対処できます。
ところが、強いストレスがかかるとノルアドレナリン神経が正常に働かなくなってしまいます。
そこで、セロトニン神経を鍛えることによって、ノルアドレナリン神経を正常に働かせることができます。
ですから、ストレスに強くなるためには、セロトニン神経を活性化させることが大切なのです。